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夏のコンクールあれこれ

この夏も猛暑の中、怒涛のようにコンクール本番が過ぎていきました。

日々の練習の中で保護者の思い、生徒さんの思いを受け止めながらも結果に反映することも無いことも当然あります。こちらの思惑とは違った結果にもなります。
所詮コンクールとは水もの、なのでしょうね。結果がどうであれ、生徒さんそれぞれの伸びしろや、はたまた生徒さんや保護者の方々の決意の大小も垣間見れました。

若い頃(情熱だけの頃)は、何かを信じるとまっすぐにただ突進するだけでしたが、最近は客観的に自分の立ち位置を確保しながら目標に向かっているというところが出てきました。
というのも相手がある事で、いくらこちらが思い描いてもその通りにはならないからです。
それなら、その子の持ってる思いを借りてお手伝いする方が本人も納得?するかも?先生がこう言ったから〜でなく。

コンクールに参加する事で、たくさんの演奏を見聞きしたり、一つのフレーズに対して考えを深める事を重ねたり、小さい子供さん方が必然的に成長をされたという結果はあったかなと思います。